カナダにおけるLNG業務を受注
千代田化工建設は、5月21日、LNG Canada Development Inc.(LNGカナダ社)より天然ガス(シェールガス)液化設備の基本設計(FEED)業務及びプロジェクト遂行(詳細設計、調達、建設)業務を受注したことを発表した。
なお、今回受注した業務は、カナダのグループ会社である千代田カナダ社ならびに英国Foster Wheeler社、イタリアSaipem社、豪州WorleyParsons社の各カナダ子会社間で設立したジョイントベンチャーにて遂行されるという。
(画像は千代田化工建設のホームページ)
プロジェクト概要
この天然ガス液化プラントは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州キティマットで、LNG カナダ社がオペレーターとなり、年産600万トン製造する設備を2系列、将来のオプションとして追加の2系列を建設するものである。
そして千代田化工建設グループがリーダーとなってジョイントベンチャーを率い、FEED業務から詳細設計、調達、建設のプロジェクト遂行業務までを実施していく。
北米市場へ積極展開
今回のプロジェクト受注は米国の2件に続く、カナダで初の液化プラント新設案件となる。千代田化工建設は、これらを含む業界最多の建設実績を活用しながら地元地域社会への貢献に努めていく。
また、北米での遂行力強化を戦略の一つと位置付けることで、北米市場へ積極展開していく構えだ。
▼外部リンク
千代田化工建設・プレスリリース
https://www.chiyodacorp.com/jp/media/2014/#all