工事用黒板とデジカメがひとつに
ルクレは、5月20日、「蔵衛門Pad(KP-01AS)」(以下、蔵衛門Pad)を6月に新発売することを発表した。
新商品は、「カメラのいらない電子黒板」をコンセプトとしたタブレット端末で、工事用黒板とデジタルカメラがひとつになった電子黒板。工事写真の撮影・整理時間を約1/3に短縮できるという。
なお、発売に先駆け、同日より現場監督100名へ「蔵衛門Pad」を無料配布する、「黒板オーダーメイドキャンペーン」を開始する。
(画像はニュースより)
時間を節約できる新商品
「蔵衛門Pad」は、現場に入る前に工事情報を黒板へ何枚でも登録することができるため、現場で黒板を書き換える手間が省ける。
また、画面上で黒板の拡大縮小や移動ができるため、危険な場所に置いて撮影する必要もなく、風にも飛ばされないため、撮影にかかる時間も省略可能だ。
その上、黒板に入力された「工事名」「工種」「測点」別に写真が自動的に仕分けられるため、事務所に戻って、写真を整理する作業もなくなるという。
さらに、「蔵衛門御用達」と連携させることで、黒板と工事写真台帳が数クリックで簡単に完成できるのが特長だ。
建設業界標準へ
ルクレは今後、通信機能とクラウド連携を搭載するだけでなく、サードパーティのアプリなどをバンドルし、現場のニーズに合わせて活用できるようアップグレードしていきたいとしている。
また、「蔵衛門Pad」の拡販を進め、建設業界標準を目指す構えだ。
▼外部リンク
ルクレ・ニュースリリース
http://lecre.jp/news/newsrelease/2014/0520/