大林組林友会教育訓練校が開校

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大林組林友会教育訓練校が開校

2014年05月21日 02:00

協力会社と連携し教育訓練校が開講

株式会社大林組(東京都港区、社長:白石 達)は、同社協力会社組織の大林組林友会連合会が設立した「大林組林友会教育訓練校」の入校式が5月7日に行われたと発表した。

(画像はプレスリリースより)

開講場所は、同社研修施設の八潮東ベースハウスに設置。第1期生となったのは、とび工コースの9人だ。入学対象者は、全国の林友会加盟会社(2次会社含む)で直接雇用の入社年数2~5年目の若手技能労働者たちだ。

カリキュラムはとび工、鉄筋工(9月開講予定)、型枠大工(2015年1月開講予定)の3コース、それぞれ2ヶ月で修了となる。同社および協力会社の社員が講師を務める。

現場での作業を前提に施工管理・安全管理、CADを用いての加工帳作成や、加工帳に基づく施工等実践的な内容だ。カリキュラムと並行して、技能検定や資格取得向けの学習も行い職能向上を支援するという。

今後は、上記対象コースや訓練生枠を拡大も検討し、内容充実を図る予定とのことだ。

この教育訓練校は、「林友会加盟各社の幹部候補生とスーパー職長候補となる人材の育成」「若手技能労働者への技能伝承の支援」を目的として設置された。

入校式では大林組取締役専務執行役員の杉山直氏が

「若い人に現場で働いてもらうためには、年齢の近い若い人がリーダーにならなければ共感しない。教育訓練校で技能、見識を深めると同時に人間の幅を広げ、現場でリーダーシップを発揮してもらいたい」(大林組プレスリリースより)

と挨拶し、入校生を激励したという。

(画像はプレスリリースより)

確かな技能者の育成と確保に向けて

同社は、少子化に伴う建設業界の技能労働者不足の解消と技能伝承の促進に向け、教育訓練校以外の取り組みでも、技能労働者のモチベーションアップや人材育成への貢献に努めるよう力を注ぐとのことだ。

▼外部リンク

 

株式会社大林組 プレスリリース
http://www.obayashi.co.jp/news/news_20140507_1

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