桐専門の建材メーカー「桐屋(社名:サティスファクション株式会社)」が、防シブ加工を施した天然の桐床材「天然の桐フローリング」発売した。
桐フローリングは調整性や断熱性、抗菌性に優れた建材として注目されている。今回、同社は桐特有の黒ずみの原因となるシブを出さないようにする独自製法を開発。高品質の桐フローリングを商品化することに成功した。
(画像はプレスリリースより)
桐は、他の樹種と比べて断熱性能が格段に高いのが特徴だ。夏は表面が常にサラっとしているため、足の裏のベタつきがなく快適。冬場は、人の体温を奪うことなく、裸足で歩いても冷たさを感じない。
また、桐独特の気泡構造が弾力性を生み出すため、人の足腰への負担を軽減する優しい建材。そのため、家庭をはじめ、保育園、高齢者の住宅・施設等における需要が多い。
桐屋の桐フローリングは柾目100%の高品質の無垢材を使用。床暖房にも対応している。反りや伸縮がほとんどなく、割れや隙間がほとんどできないため、施工も容易で安心だ。
今回発売された「天然の桐フローリング」は、シブを出さないようにするための製材加工が施され、桐特有のシブの心配もない製品。これは業界初の加工技術で、化学薬品等は一切使用していないという
桐は成木期間が早く、約15年で製材が可能であるため、桐の使用で他の樹木の伐採を抑制でき、CO2削減効果も期待できる。
調湿空間や断熱空間を造りだす桐は、エコや省エネ、高齢化といった社会環境や、美容・安眠・リラックスといったヒューマンニーズと相まって、今後、需要が増えることが予想される。
▼外部リンク
『桐屋』がアクの出ない天然の桐フローリングを発売
http://www.dreamnews.jp/press/0000092896/
桐屋/サティスファクション株式会社
http://www.kiri-ya.jp/