国立競技場の新築に待った!建築家・伊東豊雄氏が代替え案

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国立競技場の新築に待った!建築家・伊東豊雄氏が代替え案

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2014年05月15日 19:00

問題点の多い国立競技場新設ではなく、改修を
東京五輪の主な会場となる新国立競技場について、建築家の伊東豊雄さんがシンポジウムを行い、新築計画の代案となる改修案を発表した。

国立競技場の新築計画は、当初より物議を醸している。プリツカー賞を受賞した世界的な建築家・伊東豊雄さんの提案が呼び水となって、更に議論を呼びそうだ。

代替え案の元となった新国立競技場のデザインは、2012年に行われたコンクールで、イラク出身・ロンドン在住のザハ・ハディド氏が選ばれた。

高さ70メートルの巨大な建築デザインで、施工費は当初の予算である1,300億円を大幅に上回り、最大で3,000億が必要ともささやかれている。

東京都の都市計画審議会は、20階建てマンションに相当する70メートル規模の新国立競技場を実現させるために、風致地区である神宮外苑の高さ規制を20メートルから75メートルへと、いつのまにか緩和してしまった。


(画像は、伊東豊雄「現国立競技場改修案」より)

改修工事でも、十二分に立派な設備が可能
伊東さんの考えは新たに競技場を作るのではなく、メインスタンドを解体し、2層から3層のスタンド席を増設するというもの。

既存施設を最大限に生かすことで、現在の収容数である約5万人から、オリンピック開催に必要とされる8万人規模にまでキャパシティを広げることができ、予算の大幅削減も可能だ。

日本スポーツ振興センターによると、ザハ・ハディド氏デザインの新国立競技場の維持費は、年間で41億円以上かかる。

伊東さんはシンポジウムで、
現実問題として改修するのが一番リーズナブル(合理的)だ
(東京新聞より)

と語った。

建替え案の内容は、「神宮外苑と国立競技場を未来に手わたす会」のホームページで公開されている。


▼外部リンク

伊東豊雄「現国立競技場改修案」
http://2020-tokyo.sakura.ne.jp/_src.pdf

神宮外苑と国立競技場を未来に手わたす会
http://2020-tokyo.sakura.ne.jp/

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