平成25年度の「建設工事受注動態統計調査」公表
国土交通省は5月12日、平成25年度分の「建設工事受注動態統計調査」を公表した。
国内の建設業者約1万2,000業者を対象に、受注工事額を毎月統計調査し、平成25年度分の調査結果をまとめたもの。
報告書によると平成25年度における、建設工事の受注高は75兆8,905億円に上り、前年より10.1%増加した。
(画像は、国土交通省のホームページより)
国からの公共工事は、前年比31.2%増
受注額の内訳を見ても、前年に比べて軒並み伸びている。元請受注高は51兆8,107億円で、前年比12.4%の増加。下請受注高も24兆797億円となり、前年比5.5%増加となった。
元請では公共機関による受注高は16兆5,762億円で、前年比21.7%増、民間などからの受注高は35兆2,345億円となり、同じく8.5%増加した。
また、1件500万円以上の公共工事の受注額は15兆6,076億円。前年より21.5%伸びている。
このうち国からの発注は5兆6,847億円で、前年比31.2%増と、大幅に増えた。地方からの受注額は9兆9,228億円となり、前年比16.6%の増加だった。
一方、民間による1件5億円以上の建築工事・建築設備工事の受注額は7兆3,915億円。こちらも前年比27.1%増加している。
1件500万円以上の土木及び機械装置等工事の受注額は、前年比7.0%増の5兆2,286億円だった。
▼外部リンク
国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press/000447.html