三井不動産株式会社(以下:三井不動産)は、8日、マレーシアと台湾で進めていた2つのアウトレット計画が着工したことを発表した。
このうち、マレーシアの「(仮称)三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港(KLIA)」は、第1期が、4月1日に着工。2015年はじめの竣工・開業を予定している。
計画地は、クアラルンプール市街地から車で約40分のクアラルンプール国際空港敷地内。第1期に約140店が開業し、最終期開業後は約260店。東南アジア最大級のアウトレットモール施設となる。
(画像はプレスリリースより)
一方、台湾の「(仮称)台湾林口アウトレット計画」は、4月25日に着工し、2015年後半の竣工・開業予定。
同様に、台湾北部最大級となるアウトレットモール計画で、店舗数は約200。車で、台北中心部から約30分、桃園国際空港から約20分。また、2015年開業予定の地下鉄「林口」駅のすぐそばという交通アクセスだ。
三井不動産は、2つの計画において、これまでの国内および中国におけるアウトレットパーク事業のノウハウを活かし、現地の商習慣に合わせた開発を進めている。
(画像はプレスリリースより)
三井不動産グループは、初めての海外商業施設として、2011年、中国・浙江省寧波市の「杉井アウトレット広場・寧波」を開業。中国では現在「(仮称)ららぽーと上海金橋」を開発中。2017年開業の予定だ。
住宅事業においても、シンガポールや、中国、マレーシア、タイ、インドネシアと、アジア各国で展開を図ってきた。
今後、さらに経済成長が見込まれる東南アジアで、住宅分譲事業と商業施設事業とを並行して拡大しいく構えだ。
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クアラルンプール、台湾林口 アウトレット計画着工
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