クラウド蓄電池システムを発売
シャープ株式会社はクラウドHEMSと組み合わせることによって、環境の変化に合わせたエネルギーマネジメントが実現できるクラウド蓄電池システムを発売する。
蓄電池の本体は、寒冷地でも使用することができる屋内設置用と、屋外設置用の2つのタイプをラインアップ。これまでの機器と比較すると、屋内設置用は約4割、屋外設置用は約3割の小型化を実現した。
またこれまでは太陽光発電システムと蓄電池システムそれぞれに必要だったパワーコンディショナを一体化することによって、効率的に充電できる。
(画像はプレスリリースより)
生活の状況に合わせて自動でコントロール
このシステムを利用することによって、クラウドHEMSと組み合わせ、天気予報の情報から翌日の太陽光発電の発電状況を予測。電気代が高くなってしまう時間帯に購入する電力を最小限に抑えることが可能だ。
顧客の生活においての電力消費状況を分析することによって、自動的に制御しながら電気料金削減などを提案している。
「電力需給逼迫警報」というのは電力会社の供給予備率が3%未満になり、計画停電になる恐れがある場合前日の18時に政府から出される警報のことだ。
この「電力需給逼迫警報」を検知すると、翌朝から放電を停止し、実際に停電した場合には自動的に電力を供給する。
▼外部リンク
シャープ株式会社 ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/140508-b.html