日本電気株式会社(以下:NEC)は、西日本高速道路株式会社(以下:NEXCO西日本)において、SDN(Software-Defined Networking)を活用した基幹ネットワークを構築したことを発表した。
SDNはネットワークをソフトウェアで制御するもの。NECは、SDNを実現する技術の1つであるOpenFlowに対応した「ユニバージュ PFシリーズ」を、NEXCO西日本管内の45拠点に導入した。
道路業界でSDNによるネットワーク基盤を構築するのは、同社が世界初となる。
NEXCO西日本は、これまで交通管制や社内業務などのシステムごとにネットワークを構築して運用していたため、複雑化し、障害の復旧に時間がかかるなどの問題があった。
一方で、地震等の大規模災害への備えとして、より強いネットワーク作りも課題となっていた。
今回、NECは、NEXCO西日本の各システム・ネットワークをSDNの活用によって共有化。高速道路事務所45拠点、総延長約4,000kmの通信ネットワークが結ばれた。
SDNによる新たなネットワーク構築により、効率的なネットワーク統合制御・管理・可視化が実現。メンテナンスや、障害発生時の復旧作業などが、迅速かつサービスに影響を与えずに行われる。
また、道路管制センター機能のバックアップや冗長性の確保ができるようになり、災害時の対応も強化された。
NECグループは、今後も道路等の公共ネットワーク基盤に、SDNの導入を進めたい考えだ。これにより、災害対策拠点の構築や、路上センサー・車両からの膨大なデータを収集する、更なるネットワーク基盤作りを展開していくとしている。
▼外部リンク
NEC、NEXCO西日本にSDNを活用した基幹ネットワークを構築
http://jpn.nec.com/press/201405/20140507_02.html
日本電気株式会社
http://jpn.nec.com/
西日本高速道路株式会社
http://www.w-nexco.co.jp/