東京ガス株式会社(東京都港区、社長:広瀬 道明)は、平成26年5月1日より、「第28回建築環境デザインコンペティション」(後援:一般社団法人日本建築学会、公益社団法人空気調和・衛生工学会、株式会社新建築社)の作品募集を開始すると発表した。
今年で28回を数えるこのコンペティションは、1987年から毎年開催されてきた。「建築と設備のトータルな調和」をコンセプトにデザイン図面に建物の設備計画も併せて提出する、というのが大きな特徴だ。
さらに、建築業界の著名な専門家や有識者による公開審査を経て選考が行われるため、若手設計者などの実務従事者や、将来建築界を志す学生などにとって、彼らの作品が業界権威の目に留まる、またとないチャンスだ。
実際、前27回のコンペティションの応募者は設計事務所、建設会社等実務関係者や、若手設計者、建築専攻の学生等から77作品の応募があったことがその事実を物語る。これから建築業界に羽ばたこうとする人たちにとってのいわば登竜門だ。
(画像はプレスリリースより)
今回の課題は、『植物的建築』。応募対象となるのは、建築設計事務所、総合建設会社、専門設備工事会社、建築専攻の学生などの設備設計(志望)者およびその組み合わせチーム。
審査方法は、一次審査通過者の中から公開審査を経てヒアリング等により最優秀賞が決定される。最優秀賞獲得者(1点のみ)には賞金150万円が授与されるほか、優秀賞3点、佳作賞10点を選出予定だ。
審査委員は、建築家で早稲田大学教授の古谷誠章氏が委員長を務めるほか7名の委員と、コーディネーターとして建築評論家の馬場璋造氏の計9名のメンバーにより選考される。
参加希望者はまず、応募登録が必要となる(2014年5月1日(木)開始、2014年9月25日(木)締切)。登録方法は、インターネット、郵送あるいはFAXのいずれかにて。作品応募締切は【2014年10月15日(水) 16時必着】。
▼外部リンク
東京ガス株式会社 プレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20140430-01.html
【建築環境デザインコンペティション】サイト
http://kenchiku.tokyo-gas.co.jp/