丸紅より受注
東亜建設工業は、5月7日、丸紅と、ベトナム社会主義共和国における「タイビン1石炭火力発電所-土木建築工事」に関して正式に契約したことを発表した。
タイビン1石炭火力発電所建設事業は、丸紅がベトナム国営電力グループより受注し、東亜建設工業が建築工事をするもので、ベトナムにおける電力不足解消に大きく貢献できるとしている。
(画像はプレスリリースより)
工事概要
今回契約した土木建築工事は、ベトナム北部の首都ハノイ市より南東へ約200キロメートルに位置するタイビン省チャーリー川左岸の約50ヘクタールの土地に、石炭火力発電所を新設するものだ。
この地域は、軟弱な土質で構成されており、まず地盤改良工事を実施する。引き続き、ボイラー、タービン建屋といった発電所内構造物建設(鉄筋コンクリート構造・鉄骨構造)、石炭、石灰岩、オイル荷揚げ用の海上桟橋、付帯設備等を建設していく。
なお、工事期間は49カ月を予定し、契約金額は総額約160億円だという。
ベトナムの発展へ尽力
東亜建設工業はベトナムにおいて、これまでに4件の発電所建設工事に携わってきた。
発電所建設工事を海外の注力事業の一つと位置づけ、豊富なノウハウと経験をいかし、今後もベトナムの発展に貢献していく構えだ。
▼外部リンク
東亜建設工業・プレスリリース
http://www.toa-const.co.jp