鉄道の近代化支援等について意見交換
国土交通省は、5月1日(木曜日)に行われた、ミャンマーのタン・テー鉄道運輸大臣と太田国土交通大臣との会談の概要を、同省のウェブサイトにおいて報告した。
今回のタン・テー鉄道運輸大臣の訪日は、太田国土交通大臣の招聘によって実現。両者の会談では、日本のミャンマー支援について、進捗状況や今後の進め方などをめぐる意見交換が行われた。
(画像はプレスリリースより)
ミャンマー支援の進捗状況や協力の進め方を協議
太田国土交通大臣は、昨年の8月にミャンマーを訪問した際、日本からの支援を表明している。
これを踏まえ、今回は、ヤンゴン・マンダレー幹線鉄道の近代化支援に関して、信号・運行システム改良について、また、保線のための人材育成への協力等について、進捗状況の確認が行われた。
さらに、ヤンゴン環状鉄道の近代化支援については、車両のメンテナンス技術支援に関することを中心に、今後、どのように協力を進めていくかを話し合った。
(画像はプレスリリースより)
来月にも次官級会合を開催
会談を通じて、両国は、6月を目処に鉄道や自動車などの陸上輸送分野の次官級会合を開催することで合意。より深い協力関係を築いていくことを確認したという。
今回の訪日中、タン・テー鉄道運輸大臣は、新幹線や都市鉄道、自動車検査登録事務所、バス高速輸送システム(BRT)等の視察も行った。
▼外部リンク
太田大臣とミャンマー国タン・テー鉄道運輸大臣との会談について
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo02_hh_000046.html