中部電力、「阿多岐水力発電所」の工事着手

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中部電力、「阿多岐水力発電所」の工事着手

2014年05月06日 20:00

「阿多岐水力発電所」の新設工事開始

中部電力は、「阿多岐水力発電所」新設工事に関して、河川法に基づく着手届を岐阜県に提出し、5月1日より、工事を開始した。

2011年10月に岐阜県から、県が所有するダムにおける発電所建設の可能性について提案を受けて検討を進めてきたもので、2015年の稼働を目指していたという。

(画像はプレスリリースより)

新発電所概要

阿多岐水力発電所は、岐阜県郡上市白鳥町に位置し、岐阜県が所有する阿多岐ダムの直下へ建設される維持流量発電所だ。ダムの落差と河川環境を維持するための放流水を有効に活用することができるのが特徴だ。

発電最大出力は190kWで、想定年間発電量は、一般家庭約約360世帯分の年間使用電力に相当する130万kWh、年間のCO2削減量は700トン程度を見込む。

なお、営業運転開始は2015年6月を予定しているという。

水力発電開発に尽力

中部電力は、これからも、岐阜県をはじめ、地元や関係各所の理解と協力を仰ぎながら、安全を第一に工事を進めていく。

また、既設水力発電所の設備改修においては、発電電力量の向上に努める一方、一般水力や維持流量発電所の開発促進へも貢献していく構えだ。

▼外部リンク

 

中部電力・プレスリリース
http://www.chuden.co.jp/

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