ノルウェー領北部北海の試掘に成功
出光興産は5月2日、傘下の出光スノーレ石油開発が、ノルウェー領北部北海の探鉱鉱区での試掘に成功したと発表した。
出光スノーレ石油開発が、ノルウェーの現地法人である出光ペトロリアムノルゲ(Idemitsu Petroleum Norge AS)を通じ、探鉱鉱区PL090の「エフ・ウェスト(F-West)」構造にて試掘をしたところ、油・ガスの集積を発見した。
(画像はニュースリリースより)
推定可採埋蔵量は6~1,900万バレル
今回の試掘に成功したエフ・ウェスト構造は、すでに生産を開始しているフラム油田の近くに位置し、水深は約360メートル。
ここを海面下約2,900メートルまで掘削して地質データを分析したところ、油・ガスの集積が確認された。
今後はさらに詳細な調査を進めていくが、推定可採埋蔵量は6~1,900万バレルになりそうだ。このうち出光権益分は15%の、約1~300万バレル。
この他の権益比率は、ノルウェーのスタットオイル(Statoil Petroleum AS)が45%、エクソンモービル(ExxonMobil E&P Norway AS)が25%、フランスガス(GDF Suez E&P Norge AS)か15%となっている。
▼外部リンク
出光興産株式会社のニュースリリース
http://www.idemitsu.co.jp/company/news/140502_2.html