3月建設機械需要、国内は好調ながら輸出額6か月ぶりに減少

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3月建設機械需要、国内は好調ながら輸出額6か月ぶりに減少

2014年05月05日 07:00

3月「建設機械出荷金額統計」

日本建設機械工業会は5月1日、2014年3月度の「建設機械出荷金額統計」を発表した。内需は増加傾向を維持して好調だったものの、外需は6か月振りの減少となった。

3月の国内における、建設機械出荷金額は1,352億円。 対前年同期比36.2%増となり、36か月連続で増加を維持している。

その一方で輸出額は1,446億円で、前年同期に比べ4.4%減少した。内需と外需を合わせた合計は2,798億円となり、対前年同期比11.7%の増加である。

(画像は、2014年3月度「建設機械出荷金額統計」より)

国内では全機種プラス、輸出では4機種と部品が減少

国内需要を機種別に見ると、トラクタ(対前年同月比45.1%増)、油圧ショベル(同33.6%増)、ミニショベル(同50.1%増)、建設用クレーン(同21.3%増)、道路機械(同60.7%増)、コンクリート機械(同102%増)、トンネル機械(同248.1%増)、基礎機械(同80.6%増)、油圧ブレーカ・圧砕機(同16.2%増)、その他建設機械(同48.5%増)。10機種全てと、補給部品が24.1%増えた。

輸出面ではミニショベル(同20.9%増)、建設用クレーン(同66.6%増)、コンクリート機械(同86.9%増)、トンネル機械(同39.7%増)、基礎機械(同107.5%増)、油圧ブレーカ・圧砕機(同47.9%増)の6機種が増加したが、残る4機種と補給部品が減少した。

地域別では中国を除くアジア、オセアニア、欧州、アフリカが増加した一方で、他の5地域が減少しており、外需全体の輸出量を下げた形となっている。

▼外部リンク

 

一般社団法人日本建設機械工業会:最新ニュース
http://www.cema.or.jp/general/news/20140501.html

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