メスキートクリーク風力発電所の建設開始
住友商事と米国住友商事会社(両社総称して以下「住友商事グループ」)は、5月1日、米国テキサス州西部におけるメスキートクリーク風力発電所の建設を本格的に開始することを発表した。
住友商事グループは、BNB Renewable Energy(以下「BNB社」)と共に、この発電所開発計画を推進してきた。2014年4月にはBNB社が保有する開発会社の株式50パーセントを取得し、100パーセント株主になったという。
(画像はニュースリリースより)
新発電所概要
新発電所は、発電容量200MWの風力発電所で、テキサス州ボーデン・ドーソン両郡に位置し、2万5,000エーカー(約1万ヘクタール)の土地に建設される。
風車はGeneral Electric社製1.7MW基を118基設置する予定で、合計で6万1,000世帯分の電力を供給することが可能だ。なお、2015年夏頃の完成を目指すという。
新たな売電の仕組みに挑戦
近年、米国では一般消費者向けビジネスを行う民間企業が、再生可能エネルギーを調達するケースが多く見られ、住友商事グループもこの機会をチャンスと捉え、新たな売電の仕組みに挑戦中である。
住友商事グループは海外での再生可能エネルギー事業分野(風力、太陽光発電)をコアビジネスの1つと位置付け、これからも環境ビジネスへ貢献していくだけでなく、環境維持や改善に努めていく構えだ。
▼外部リンク
住友商事・ニュースリリース
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=27851