日揮情報システム株式会社(以下:日揮情報システム)は、24日、同社のアルジェリアにおけるプロジェクトで、インフォアジャパン株式会社(以下:インフォアジャパン)の設備資産管理ソリューション「Infor EAM」を導入したことを発表した。
「Infor EAM」は、「Fortune500」の6割以上の企業を含む世界の企業が導入。エネルギー管理や排出管理、予知保全、資産管理といった、各企業が直面する設備資産の課題を解決する。
今回「Infor EAM」が導入されたのは、アルジェリアの国営石油会社であるアルジェリア炭化水素公社(ソナトラック)の建設プロジェクト。同国ガシツュイユ地区での天然ガス大型処理設備の建設で使用されている。
「Infor EAM」を用い、設備の設計情報から1万件以上の機器データを収集・登録。保全方式を管理し、オペレーションリスクの低減とメンテナンスコストの最適化を実現している。システム画面表示や登録データ入力はすべてフランス語。
「Infor EAM」は、アルジェリア以外でも、インドネシアのプロジェクトにおいて導入が進んでいるという。
日揮情報システムは、これまで、自社製品の設備保全管理システムである「PLANTIA」を、国内製造業を中心に展開してきた。加えてEAM(企業資産管理)分野に進出するため、インフォアジャパンと最新のチャネルパートナー契約を締結した。
同社は、今後、インフォアジャパンのパートナーとして、「Infor EAM」のライセンス販売、システムの導入サービス、運用支援サービスなどを、国内外において提供していくとしている。
▼外部リンク
インフォアの「Infor EAM」をアルジェリアの国営石油会社に導入
http://www.jsys.co.jp/newsrelease/news140424/
日揮情報システム株式会社
http://www.jsys.co.jp/
インフォアジャパン株式会社
http://www.infor.jp/