「新ごみ処理施設建設工事」を受注
川崎重工業は、4月25日、四條畷市交野市清掃施設組合より、「新ごみ処理施設建設工事」を受注したことを発表した。
今回受注したごみ処理施設は、大阪府交野市の金剛生駒紀泉国定公園内に建設され、1日あたり125トンのごみを処理する焼却施設と、1日で23トン処理可能なリサイクル施設を有する。
なお、完工予定は平成29年5月31日だ。
(画像はニュースより)
新ごみ処理施設建設工事の概要
ごみ焼却施設では、少ない空気でよく燃えるストーカ式焼却炉を採用。焼却炉から発生する排ガスに対しては、ろ過式集じん器などの高効率な処理システムを設置することで大気汚染防止に努める。
また、ストーカ式焼却炉に、高温高圧ボイラと抽気復水式タービンを組み合わせることで、CO2の排出量削減も可能だ。
一方、リサイクル施設では、粗大ごみと資源ごみから、鉄、アルミ、可燃物に分別。その後、鉄、アルミは再資源化され、可燃物はごみ焼却施設によって処理されるという。
多様化する環境問題解決へ
川崎重工業には、多様な廃棄物処理技術があり実績もある。
今後も環境問題に取り組みながら、技術開発を促進し、顧客ニーズに応えていく構えだ。
▼外部リンク