清水建設子会社がリニューアルとビルマネージメント事業でシンガポールへ進出

更新1121

  1. 建設・設備求人データベースTOP>
  2. ニュース>
  3. 清水建設子会社がリニューアルとビルマネージメント事業でシンガポールへ進出

清水建設子会社がリニューアルとビルマネージメント事業でシンガポールへ進出

2014年04月24日 18:00

リニューアルからビルマネージメントまで

清水建設株式会社(東京都中央区、社長:宮本洋一)は、4月1日付で子会社の株式会社シミズ・ビルライフケア(東京都中央区、社長:采女正幸)がシンガポール営業所を開設、4月16日に開所式を執り行ったと発表した。

シミズ・ライフケアは「建物リニューアル」「ビルマネージメント」「プロポーザル:設計・診断」など施設運営管理サービスを提供する、清水建設の100%出資子会社だ。営業所新設とはいえ、すでに数件の内装工事の受注が内定、リニューアル工事の初年度の受注につき約15億円の売り上げが見込まれるという。

既存建物を有効活用できるリニューアルに注目度大

ビルが林立するシンガポール中心部では築20年以上の物件が多数を占め、顧客・従業員の安全第一を考える商業施設のオーナーや経営者からは建物の建て替えに対するニーズが高まっている。潜在的ニーズも期待できるシンガポールは、リニューアル工事の受注拡大が見込まれる格好の市場だ。

同様の事情を抱える日本国内においても建物リニューアルを望む声は引きも切らず、同社では2月に省エネリニューアル専門サイト「省エネバリュープラス」をリリースしたばかりだ。

そこで、グループを挙げてリニューアル工事の受注拡大と、その付随業務としてのビルマネージメント事業にも着目。未開拓分野への新展開を目的として、新営業所開設に至った次第だ。

夢はビルマネージメント事業でのASEAN躍進

同社は、経営戦略である長期ビジョン「Smart Vision 2010」事業強化方針のグローバル事業強化方針にうたう「新興国を中心としたインフラ整備・開発と経済成長に貢献」を今後も推進する方針だ。

将来的には、ビルマネージメント事業を中心に据えるシンガポール営業所を足がかりに、ASEAN諸国を舞台にした事業展開も計画中との考えを示した。

▼外部リンク

 

清水建設株式会社 プレスリリース
http://www.shimz.co.jp/news_release/2014/2013069.html

株式会社シミズ・ビルライフケア
http://www.sblc.co.jp/

過去のプレスリリース
「省エネリニューアルサイトecoBCP『省エネバリュープラス』を公開」
http://www.shimz.co.jp/news_release/2014/2013057.html

建設・プラント業界 最新ニュースTOPへ戻る