東芝、石狩湾新港発電所向けコンバインドサイクル発電システムを受注

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東芝、石狩湾新港発電所向けコンバインドサイクル発電システムを受注

2014年04月16日 16:00

石狩湾新港発電所向けGTCCを受注

東芝は、4月15日、北海道電力から、石狩湾新港発電所の1号機LNG(液化天然ガス)火力発電設備向けに、ガスタービンコンバインドサイクル発電システム(以下、GTCC)を主契約者として受注したことを発表した。

GTCCとは、米国ゼネラル・エレクトリック社(GE)の新型ガスタービン9HAと東芝製最新鋭蒸気タービン・発電機を組み合わせた発電システムで、計画出力は569.4MW、世界最高のプラント熱効率62%(低位発熱量ベース)を実現しているという。

なお、工事開始予定は2015年10月だ。

(画像は東芝のホームページ)

受注の経緯

東芝とGEは、合弁会社「東芝・ジーイータービンサービス」を設立するなど、GTCCに関して協力関係にある。

2011年10月からは、50ヘルツおよび60ヘルツの地域に向けて、本格的な商業販売を進め、また、2013年10月には、GTCCの共同企画やマーケティングだけでなく、次世代開発に向けた戦略的提携関係を構築することで合意した。

今回の受注は、戦略的提携契約の締結後における初の案件であり、東芝とGEのこれまでの協力関係と、システムの効率性、機器の信頼性などが総合的に評価されたとしている。

東芝とGEの戦略的提携関係を強化

両社は、今後も協力関係を維持・強化し、GTCCをグローバルに提案していくことで、火力発電事業の拡大を目指す。

また、将来的な電力の安定供給に向け、バランスの取れた電源構成の構築に貢献していく構えだ。

▼外部リンク

 

東芝・プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2014_04/pr_j1501.htm

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