4月1日から営業を開始
日本通運株式会社(以下:日通)は、7日、同社の現地法人である南アジア・オセアニア日本通運株式会社が、ベトナムにおいて、重機建設に特化した新会社「ベトナム日通エンジニアリング有限会社」を設立したことを発表した。
新会社の所在地は、ベトナム北部のハイフォン市。2014年4月1日より、すでに営業を開始している。
(画像はプレスリリースより)
重機建設の専門ニーズに対応
日通グループは、これまで、ロシア、ベトナム、アラブ首長国連邦、パプアニューギニアでの、海外建設事業実績を有する。ベトナムにおいては、2000年7月に「ベトナム日本通運有限会社」を設立し、輸送・物流に関する様々なサービスを提供してきた。
近年、ベトナムや周辺諸国では、インフラ整備や日系企業を中心とした製造業の進出が加速。それに伴って、工場設備や機器の据え付け・組み立て工事の需要も増加している。
今回、日通は、新会社を設立することで、重機建設の専門的なニーズに対応できる体制づくりに取り組む。
設備据え付けから製品等輸送までのトータルサービス
新会社は、今後、設備・機器の輸送や据え付け工事、各種プラントにおける重量物の据え付け工事、また、設備稼動後の保守部品や製品等の輸送まで、トータルなサービスを提供していく。
さらに、日本、シンガポール、タイにある日通の重機建設専業拠点と連携し、カンボジアやラオスといった周辺国等、広い範囲を視野に入れて展開していく構えだ。
▼外部リンク
日通 「ベトナム日通エンジニアリング(有)」を設立
http://www.nittsu.co.jp/press/2014/20140407-1.html