「eneGoon」を発売
株式会社東芝と東芝ライテック株式会社は、リチウムイオン二次電池SCiBを搭載した定置式家庭用蓄電システム「eneGoon(TM)(エネグーン)」4月から販売するが、蓄電池容量が4.4kWhの小型タイプは、6月に発売予定だ。
「eneGoon(TM)」は、10,000回の充放電を行った後も約90%の容量を維持するリチウムイオン二次電池を搭載。そのため充電しながら、電気製品を同時に使用できる。
機能としては、電気代削減や停電準備対応などの選択が可能な「おまかせ」や最適な状況に設定できる「おこのみ」モードがあるため使いやすい。
(画像はプレスリリースより)
太陽光発電と蓄電池を併用
コントローラには、アダプタが内蔵されているため、HEMSに接続すると、運転状態や充電量などをスマートフォンで知ることができる。
停電になった場合でも、半日は冷蔵庫や照明などを使用することが可能だ。また太陽光発電と連携する場合には、押し上げ効果ありとなしを選ぶことができる。
「押し上げ効果なし」は、太陽光発電の電力は家庭内で使用、余剰分は電力会社に売電する。普段は蓄電池を放電せず、太陽光発電電力よりも使用電力が多い場合に放電する。
「押し上げ効果あり」は、太陽光発電で売電しているときも蓄電池は放電する。蓄電池の電力を家庭内で使用することによって売電量を増す。
またサイズはコンパクトであるため、蓄電池容量は6.6kWhとなり設置性が向上した。騒音値も改善したため、周辺への影響を少なくしている。
▼外部リンク
株式会社東芝 プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2014_04/