「木質バイオマスガス発電機」施工完了
ZEエナジーは、4月7日、富山県小矢部市にて、特許技術を搭載した「コンパクトバイオマス」の国内初号機、「木質バイオマスガス発電機」の施行が完了し、2014年5月中旬より公開を開始することを発表した。
なお、この国内初号機は、平成25年度林野庁補助事業「木質バイオマス産業化促進事業」において、木質バイオマス発電の事業化に向けた新たな技術開発およびその実証を行うことが目的で製作されたという。
(画像はZEエナジーのホームページ)
ZEエナジーの発電装置とは
「コンパクトバイオマス」とは、地域の未利用資源を利用して発電を行う木質バイオマス発電装置で、資源の循環的、効率的利用を進め、環境に対する負荷を低減することが可能だ。
その名のとおり、コンパクトなため、地球温暖化や廃棄物の問題への対応として、地方自治体などでも比較的簡単に導入することもできるという。
さらに、発電効率がよく、採算性もあるため、公共施設での電力活用や、地元林業の再生など、地産地消や地域活性化へつながるメリットがある。
エネルギー循環型社会へ
ZEエナジーは、コンパクトバイオマスガス化発電装置の効率性を高めることで、間伐材や未利用材を利用した建設が全国に拡大していくと位置づけている。
これからも国内外における「コンパクトバイオマス」の普及に努め、環境にやさしい社会の実現に貢献していく。
▼外部リンク
ZEエナジー・プレスリリース
http://prtimes.jp/