液化天然ガス受入基地関連設備を受注
JFEエンジニアリング株式会社は、北海道電力株式会社から石狩湾新港に稼動しているLNG(液化天然ガス)受入基地の増設プラント設備と、ガスパイプライン工事を同時に受注した。なお、北海道内では初のLNG火力発電所に対して燃料が供給される。
この計画は、昨秋に完成した川越火力LNG基地(三重県)、現在施工している途中の堺LNG基地(大阪府)に続いての3件目の大型案件だ。
(画像はプレスリリースより)
技術やノウハウで今後も受注していく予定
天然ガスサプライチェーンにて、LNG受入基地、長距離パイプラインだけでなく井戸元のガス処理設備や、LNG出荷設備、サテライト設備までワンストップで対応していく。
パイプラインは気化した天然ガスを、対岸の火力発電所に送るために作られる。また中央航路横断部はJFE−RAPID工法で施工する。JFE−RAPID工法とは、海底を円弧状に掘削することによって、工期短縮ができる方法だ。
受入基地の設備増強は北海道ガス株式会社が、増設するLNGタンクの付属配管設備も受注した。
JFEエンジニアリング株式会社では、豊富な基地プラントの施工実績に基づいた技術やノウハウで設計施工を行っている。
受注案件概要
件名:石狩LNG基地プラント設備
発注者:北海道電力株式会社
工事内容:LNG基地プラント設備一式(機器設置、配管、電気制御、土木建築、設計、試運転)
竣工:2019年3月(予定)
件名:石狩LNG基地プラント設備
発注者:北海道電力株式会社
工事内容:LNG基地プラント設備一式(機器設置、配管、電気制御、土木建築、設計、試運転)
竣工:2019年3月(予定)
件名:No.2タンク配管設備工事
発注者:北海道ガス株式会社
元請会社:東京ガス・エンジニアリング株式会社
工事内容:No.2タンク配管設備工事
竣工:2016年7月(予定)
(ニュースリリースより引用)
▼外部リンク
JFEエンジニアリング株式会社
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2014/