「北大阪水素ステーション(仮称)」を建設
大阪ガスは、4月2日、都市ガスを改質して水素を作るオンサイト方式の水素ステーション「北大阪水素ステーション(仮称)」(以下「北大阪ステーション」)を大阪府茨木市に建設することを発表した。
自動車メーカー各社が、燃料電池自動車の一般ユーザー向けの販売開始を2015年に予定していることに合わせ、今回、商用ステーション建設を決めたという。
なお、建設にあたっては、経済産業省の「水素供給設備整備事業費補助金」の交付を受ける。
(画像は大阪ガスのホームページ)
北大阪ステーションとは
北大阪ステーションは、既存の天然ガススタンドと併設する関西初の水素ステーションだ。水素発生装置には、昨年大阪ガスが商品化した、小さくて高性能な「HYSERVE-300」を導入する。
このステーションは、水素発生装置を持たない他の水素ステーション等へも水素を出荷することができる。さらに、製造した水素を燃料電池自動車へ充填することも可能だ。
なお、2015年春の運用開始を予定している。
低炭素社会へ貢献
大阪ガスは、これまでも大阪商業地域にて、日本初となる水素ステーションを建設・運用するなど、多数の実績とノウハウがある。
今後も、燃料電池自動車向けの水素供給インフラ整備やコンパクト水素発生装置の開発を推進していくだけでなく、環境にやさしい社会へ貢献していく構えだ。
▼外部リンク
大阪ガス・プレスリリース
http://www.osakagas.co.jp/