株式会社LIXILは、低層マンションの窓リフォーム市場のための専用カバーサッシ「ビルサッシ サーモス−S RF/H RF」を2014年4月1日から発売する。
今後は築25~35年のマンションが窓改修の時期を迎える中で、半分以上は5階建て以下の低層タイプとなっている。
そのためLIXILでは、従来の窓よりも最大で30%フレームを細くしたことによってガラスの面積を拡大し、断熱性を高めスッキリとしたデザインの「ビルサッシサーモス−S RF/H RF」を業界では初めて開発した。
(画像はプレスリリースより)
施工は現在使っているサッシ枠をそのまま利用し、専用の新設枠、新障子、額縁を取り付けていくため、大がかりな工事が不要だ。そのため1つの窓は1時間程度の施工で簡単にリフォームができる。
さらにカギの空かけを防止する「空かけ防止機構付きロッククレセント」や、窓を2重でロックする「サブロック」が標準設定であり、オプションに加えて後付けで段差を解消する「フラットアタッチメント」など戸建住宅用窓で人気のオプションも設定することによって、顧客の要望に対応が可能だ。
障子はアルミ障子の「Sタイプ」と、カバー工法においてはアルミ樹脂複合障子の「Hタイプ」も選ぶことが可能だ。これによって、マンションリフォームサッシとしては、業界初の断熱性H−4と高い採光性が得られ、従来にはない快適なマンションの窓リフォームを実現する。
また室内側の枠を樹脂構造とすることによって、額縁やクロスを濡らす結露の発生を抑える。
▼外部リンク
株式会社LIXIL ニュースリリース
http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2014/