三重県鈴鹿市に太陽光発電所
NTTファシリティーズの太陽光発電所「F鈴鹿太陽光発電所」が完成し、3月25日より発電を開始した。
設置容量は2,237kW、想定年間発電量は、一般家庭約700世帯分の消費電力に当たる2,532MWh。設置場所は三重県鈴鹿市南玉垣町東鼻野で、西日本電信電話の保有地である。
(画像はニュースリリースより)
停電対応・診断システムを導入
「F鈴鹿太陽光発電所」の主な特徴は2点。停電対応型設備と、発電診断システムを導入していることだ。
停電時には施設を開放し、近隣住民が電力を利用できるようにした。昼間は太陽光パネルで発電した電気を使い、夜間は昼間に充電した蓄電池から給電するシステムを構築している。
また、独自の発電診断システムにより、発電性能の“見える化”を実現。普段は気づきにくい故障や不具合、発電量の診断を行うことができる。遠隔自動診断のため、コスト削減にも貢献する。
診断レポートでは、ストリング(太陽電池の1直列回路)、接続箱、PCS(発電した電気を、電力系統と同じ交流に変換するための装置)ごとに発電状況を比較評価できるため、きめ細やかな対応が可能だ。
▼外部リンク
株式会社NTTファシリティーズのニュースリリース
https://www.ntt-f.co.jp/news/heisei26/h26-0325.html