グローバル戦略を統括
日立製作所(以下、日立)は、2014年4月1日付で、グローバルCEOを新設する。
鉄道システム事業のグローバル化をさらに加速させるため、グローバルCEOのもと、グローバルCOO、グローバルCSOなどを置き、事業拡大をめざす。
なお、 グローバルCEOには、日立レールヨーロッパ取締役会長兼CEOのAlistair Dormer氏、グローバルCOOには交通システム社社長に就任し、引き続き日本市場を統括する正井氏などがそれぞれ就任、日立の鉄道システム事業を強く推進していていくという。
(画像は日立製作所のホームページ)
市場規模が拡大中
鉄道事業は、世界の多くの地域でCO2排出量の少ない、安全で効率的な輸送機関として、新規建設や車両・システムの改良などが盛んに行われており、今後も、着実に成長することが考えられている。
日立の鉄道システム事業では、近年、英国の都市間高速鉄道計画やホーチミン市都市鉄道建設事業向け設備一式の受注をはじめ、グローバルな戦略を展開中である。
鉄道事業の拡大へ邁進
日立は車両システムと輸送システム事業を有する鉄道トータルシステムインテグレーターだ。
全世界に広がる鉄道関係における人脈や顧客、パートナーとの連携を強化し、鉄道プロジェクトに対して積極的な受注活動を行っていく。
また、これまで以上に日本の政府や顧客との関係強化を図り、グローバルCEOをはじめとし、幹部が一丸となって、事業拡大を進めていく構えだ。
▼外部リンク
日立製作所ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/