民間住宅ローンの実態に関する調査を実施
国土交通省が「平成25年度 民間住宅ローンの実態に関する調査」の報告書を発表した。
この調査は、計画的な住宅取得を円滑に実現するためにおいて、民間住宅ローンの供給状況の実態等について把握することが重要だという観点から、住宅政策立案を行っていくための基礎資料の作成と、統計データを収集することを目的としている。
(画像はプレスリリースより)
調査票を各調査対象機関へ郵送し調査
個人向け住宅ローンの新規貸出残高は、平成24年度が16兆3150億円。平成23年度と比較して5.6%増となっている。 個人向け住宅ローンの貸出残高は、平成24年度末時点では127兆5993億円。平成23年度と比較すると2.9%増となった。
個人向け住宅ローン金利タイプを新規貸出額で見た場合には、 平成24年度が「変動金利型」が最も多く、「固定金利期間選択型」が次いで多い。
他の住宅ローンからの借り換えについては、平成23年度が2兆696億円で、平成24年度は1兆8991億円。平成24年度の新規貸出額は8.2%減となった。
住宅ローンの融資審査項目は「完済時年齢」が最も多く「借入時年齢」、「返済負担率」、「勤続年数」、「年収」、「担保評価」「健康状態」が上位項目となった。
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