「新仙台低温物流センター」として稼働開始
味の素の連結子会社である味の素物流は、3月17日より、「新仙台低温物流センター」(以下新物流センター)を稼働開始する。
かつての東北地方の中核物流拠点は、東日本大震災の津波被害で全損。新物流センターは、被災した前施設と同じ場所に再建され、今回稼働開始となった。
なお、新物流センターは、味の素グループの東北6県(福島県、宮城県、山形県、岩手県、青森県、秋田県)における物流拠点、かつ、全国の物流ネットワークを構築する拠点となる。
(画像はプレスリリースより)
新物流センターの特徴
新物流センターは、地上3階建て、地震・津波対策として建物の構造を従来の鉄骨構造から鉄筋コンクリート構造へ強化した。
従業員事務所を倉庫の2階以上へ配置し、建屋の2階には車両の駐車スペースを設置。変電設備や自家発電機等、電源設備は高所へ配置した。
東北エリアにおいて3温度帯倉庫は少ないが、この新物流センターには前施設と同様、冷蔵(チルド)・冷凍倉庫とドライ倉庫の機能を有している特徴がある。
地域社会へ貢献
味の素物流は、今回の新物流センターの稼働で、被災地域での従業員の雇用を確保しながら、地域社会に貢献していきたいとしている。
また、さらなる品質の向上を目指すかまえだ。
▼外部リンク
味の素プレスリリース
http://www.ajinomoto.com/