住友化学子会社、シンガポールで新設のS-SBR製造プラントを開業

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住友化学子会社、シンガポールで新設のS-SBR製造プラントを開業

2014年03月11日 22:00

シンガポールで新設製造プラントの開業

住友化学の100%子会社である住友化学アジア社は、3月7日、シンガポールにて、新設した溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S-SBR)製造プラントの開業式を開催した。

開業式は、シンガポールの政府高官や在シンガポール日本大使館、シンガポール経済開発庁、ジュロンタウン公社などを迎え盛大に執り行われたという。

(画像は住友化学のホームページ)

地の利を生かして

住友化学は、地理的優位性や、原料の安定的な確保、グループの既存事業との連携といった観点から、シンガポールを選択し、S-SBR製造プラントをジュロン島内メルバウ地区に建設した。

S-SBRは、高性能省燃費タイヤ用の原料だ。世界的に自動車燃費規制が強化される中、今後も需要は拡大することが予想されているという。

さらなるグローバル展開へ

住友化学のS-SBRは、オリジナルの製造プロセスと、ポリマー変性技術により、優れた省燃費性や耐磨耗性があり、顧客から高い評価を得ている。

既に日本国内には年産1万トンのプラントがあるが、シンガポールの新設プラントを加えることで、さらなるグローバル展開を目指し、躍進する構えだ。

▼外部リンク

 

住友化学ニュースリリース
http://www.sumitomo-chem.co.jp/

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