リアルなバーチャル体験で、竣工時のイメージがわかる
竹中工務店は3月6日、竣工前に建物の様子をバーチャル・リアリティで疑似体験できるツール「VRuno(ブルーノ)」を発表した。
「VRuno」は3Dゲームを楽しむ感覚で、自由に視点を変えながら建物外観や建築空間が体験できるツール。
まるで完成した建物内にいるかのように、様々な位置や方向から建設予定の建物をじっくりと観察することができる。これまでイメージしにくかった仕上げ材の質感や、光による反射で見え方が変わる様子なども、具体的にイメージできるようになった。
(画像はプレスリリースより)
イメージの共有で、プロジェクトの意思決定を早める
「VRuno」を使えば、これまでの図面や模型、完成予想図だけではわかりにくかった建物内の細部も、建設プロジェクトの初期段階で、デジタル・モックアップによる検討が可能となる。
使い方は簡単だ。特別な機材やセットアップなど、専門知識は不要。パソコンやiPadなどで簡単に利用できる。
内装の検討についても、内装材の色や種類、間仕切り壁の設置など数種類の案を切り替えて表示することで具体的な変化の様子が共有できる。このためスピーディーな意思決定や、スムーズな意思疎通に効果を発揮しそうだ。
▼外部リンク
株式会社 竹中工務店のプレスリリース
http://www.takenaka.co.jp/news/2014/03/01/index.html
竹中工務店のホームページ
http://www.takenaka.co.jp/