「あべのハルカス」のガラス窓にAGC製品
3月7日にグランドオープンを迎えた大阪市阿倍野区の「あべのハルカス」。その高さは、300メートル。現在、日本一高い超高層ビルとして注目されている。
「あべのハルカス」に使われたガラスには、AGC(旭硝子)の製品が採用された。外装には合わせガラス、オフィス階とホテル階の室内側にはエコガラスが使われている。
(画像はニュースリリースより)
建築用ガラスで最も求められるのが、高い安全性である。今回「あべのハルカス」の外装に使われたAGCの合わせガラスは、2枚のガラスの間に高い粘着性を有する中間膜を挟み込み、万が一割れても破片の飛散や落下を防ぐ設計になっている。
また、オフィス・ホテル階の室内側に採用されたエコガラスは、2枚ガラスの間に空気の層が設けられており、光や熱の通過と遮断を行う特殊金属膜を塗布。一年中快適な室内環境を提供する。
AGCは「あべのハルカス」への納品に当たり、AGCグラスプロダクツ社とタイのAGCフラットガラス・タイランド社の連携を活用した。
▼外部リンク
旭硝子株式会社のニュースリリース
http://www.agc.com/news/2014/0306_1.pdf