一般財団法人全国建設研修センターは、3月5日、平成25年11月17日(月)に実施した平成25年度2級造園施工管理技術者検定試験の合格者を発表した。
2級造園施工管理技術者検定試験は、建設業法第27条及び第27条の2に基づき実施される、国土交通大臣指定の国家資格だ。
受検者は学科試験と実地試験を受け、学科試験で50問中30問以上正解、実地試験で60%以上得点すれば合格となる。
平成25年度の受検者数は、それぞれ学科試験が4,162人、実地試験が2,924人で、合格者数は2,134人、1,162人となった。合格率はそれぞれ51.3%、39.7%だった。
受検者を年齢別にみると、25~29歳が21.5% と最も多く、次いで30~34歳が20.1% となった。比較的年齢層高めの55歳以上も7.5%と健闘している。
男女別では、男性が86.0%,女性が14.0%と男性が圧倒的多数だ。
学歴別では、高等学校卒業者が44.2%と半数近くを占め、次いで大学卒業者が33.5%,中学校卒業者も10.3%と1割を超えた。
勤務先別では、知事許可造園業者が55.0%と半数以上を占め、知事認可その他業種が13.3%と続いた。
(年齢別)
(男女別)
(学歴別)
(画像はニュースリリースより)
この検定の受験資格は学歴別で異なるが、高等学校卒業者でなくても、8年以上の実務経験があればおよそ受検できる。実施状況からもわかるとおり、女性進出の可能性も大きいフィールドだ。
資格取得で自己の職業人としての価値を高めれば、貴重な人材として社会で幅広く必要とされ、多くの人から求められる。
今年度は、平成26年11月16日(日)に実施予定、申込受付期間は平成26年5月19日(月)~6月2日(月)まで。
▼外部リンク
一般財団法人全国建設研修センター/2級造園施工管理技術者
検定試験
http://www.jctc.jp/kentei/0305z2_oiipeg/attribute.html
平成26年度実施要項
http://www.jctc.jp/exam/zouen-2