中国大手2社と
双日プラネットは、2月27日、中国の大手太陽光モジュールメーカーであるトリナソーラー社およびジンコーソーラー社の2社とそれぞれ戦略的提携を締結したことを発表した。
なお、この戦略的提携は太陽光モジュール(太陽光発電用パネル)の日本国内での販売と、2社へのモジュール用資材の供給について行われたものである。
(画像はニュースリリースより)
保険開発と戦略提携を組み合わせ
双日プラネットでは双日インシュアランスとともに、太陽光事業におけるパッケージ保険を開発。この保険は、太陽光発電所における建設段階、および操業中の自然災害などの事故に対する補償や売電補償など、メーカー保証に近い内容なのが特徴だ。
双日プラネットは、今までも中国製太陽光モジュールや日本製変圧器の販売を行ってきたが、このパッケージ保険と戦略提携により、2014 年度事業全体で60 億円の売り上げを目指す。
また、国内販売に加え、物流業務を一括して代行し、さらに日本製の太陽光モジュール資材(ポリシリコン、電極用導電材、バックシート等)を供給することで、品質向上や物流の効率化をサポートしていく。
再生エネルギー分野で貢献
日本国内で太陽光発電事業はFIT(全量買い取り式の固定価格買取制度)の導入もあり、市場規模が1兆円を超えている。
双日プラネットでは、太陽光ビジネスを「質の販売」と考え、今後も物流保険など多様なメニューを提供し、発展に貢献したいとしている。
▼外部リンク
双日ニュースリリース
http://www.sojitz.com/jp/
双日プラネット
https://www.sojitz-planet.com/
双日インシュアランス
http://www.sojitz-ins.com/