LNGビジネスの拡大へ
大阪ガスおよび中部電力は、2月27日、米国テキサス州のフリーポートLNGプロジェクトにおける液化事業に出資参画が決定したことを発表した。
なお、今回の出資により、大阪ガスおよび中部電力は、プロジェクトの建設・操業に直接参画し、プロジェクトを確実に立ち上げるとともに、LNGビジネスの拡大を図ることができるとしている。
(画像はプレスリリースより)
第1系列について
大阪ガスおよび中部電力は、フリーポート社の液化設備3系列の建設計画(1系列あたり年間約440万トンの液化設備容量)のうち、第1系列について、各社約600億円を出資する予定だ。
なお、両社は、出資、および融資について、独立行政法人日本貿易保険と海外投資保険、また公的資金の活用について協議を進めているという。
両社の目指すもの
両社は安定的で競争力のあるLNG調達を目指すため、今後とも仕向け地制限のないLNGの導入を推進することにより、供給ソースの分散化および価格指標の多様化を図っていくとしている。
▼外部リンク
大阪ガスプレスリリース
http://www.osakagas.co.jp/
中部電力プレスリリース
http://www.chuden.co.jp/