発電量増加に貢献
ヨネックスは、2月26日、新たに風力発電用ブレード製造・販売事業に参入し、4月より風力発電用ブレード「YW-100」を販売開始することを発表した。
「YW-100」は、風向きに関係なく低風速域(1.5m/s)でも発電開始する、軽量で耐久性の高い垂直軸型カーボン製ブレードで、国立長岡技術科学大学、独立行政法人産業技術総合研究所との共同研究により設計された。
軽量化と最適形状で弱い風速でも回転しやすくなり、発電効率を向上させるという。
(画像はプレスリリースより)
成長が見込まれる小型風力発電事業
近年、CO2排出による地球温暖化が社会問題となっている状況下で再生可能エネルギーが注目されているが、その中でも風力発電は24時間発電可能な点などから脚光を浴びている。
ヨネックスは、そこに着目。風力発電事業はヨネックスが今まで培ってきたラケット、ゴルフ、スノーボードでのカーボン加工技術を活用しながら貢献できる事業、と位置付けた。
なお、風力発電事業の製品開発・製造・販売について、新潟県長岡市の新潟生産本部で一貫して行い、「Made in Japan」の製品を生み出していくとしている。
▼外部リンク
ヨネックスプレスリリース
http://www.yonex.co.jp/