過不足率は、前月より0.4ポイント縮小
国土交通省は平成26年1月調査の、「建設労働需給調査結果」を公表した。
調査結果によると全国の8職種の過不足率は、前月となる平成25年12月の2.5%不足から0.4ポイント不足幅が縮小し、2.1%の不足となった。
(画像は、「建設労働需給調査結果(平成26年1月調査)」より)
目立つ、とび工の不足
8職種の中では型わく工が土木で3.0%、建築で3.1%の不足。左官3.0%、とび工3.1%と、いずれも3%以上の不足率となっている。
とりわけとび工の過不足率が目立っており、対前年比で2.3ポイント増加と、最も増加幅が大きかった。また、新規募集の過不足状況だけをみると、前年同月を上回る不足率となっている。
地域別にみると、四国が前年同月に比べ3.2ポイント増加。全国で最も増加幅が大きくなった。
今後の見通しは「普通」
東北地域の8職種の過不足率は、前月の1.5%の不足から0.6ポイント不足幅が拡大し。2.1%の不足となった。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通は、全国、東北地域のいずれも「普通」と予想される。
▼外部リンク
建設労働需給調査結果(平成26年1月調査) 国土交通省
http://www.mlit.go.jp/common/001028373.pdf