サイバネットシステム(以下サイバネット)は、2月18日、東京ビッグサイトで開催される「WIND EXPO 2014~第2回 国際風力発電展」に2014年2月26日から28日にかけて出展することを発表した。
近年、再生可能エネルギーの期待が大きくなる中、洋上風力発電の実証実験が注目されているが、普及に向けては、大型化に伴う軽量化、耐久信頼性、コストダウンが大きな課題となっているという。
今回の出展では「解析による風力発電の最適設計とコストダウン」をテーマに、風力タービン用ブレードの信頼性評価、浮体式洋上風力発電の動揺シミュレーション、などの様々な解析事例を紹介するとしている。
(画像はプレスリリースより)
ANSYSは米アンシス社によって開発された、マルチフィジックスソリューションで、最先端の連成解析テクノロジーにより、風力発電における複雑な現象をシミュレーションすることができる。
理論的に導き出された結果を考察することにより、実験による検証を補完し、製品開発にかかるコストと時間を大幅に削減することが可能だ。
航空宇宙・自動車・機械・電機・医療工学など広範な分野において、世界中の企業・官公庁・教育機関で利用されており、サイバネットは過去30 年以上にわたり、国内におけるANSYS の販売実績があるという。
例えば、風力タービン用ブレードの信頼性評価稼動時における風から受ける力や、タービンブレードの信頼性評価のための解析ソリューションは、ANSYS CFDというソフトウェアがよく、稼動時におけるタービン用ブレードの安全性を評価したい人向けだとしている。
また、海洋の浮体式構造物における、波、風、潮流による動揺や影響、係留索などの係留システムの解析ソリューションはANSYS AQWAというソフトウェアを活用すべきで、CADデータなどを活用して気軽に浮体の形状検討を行いたい人にすすめたいとしている。
▼外部リンク
サイバネットプレスリリース
http://prtimes.jp/