日揮株式会社(以下:日揮)は、ビジネス向けシステム構築を手がける株式会社オープントーン(以下:オープントーン)の協力により、世界のプラント建設現場や拠点をつなぎ、双方向コミュニケーションを可能にする「e-ラーニングシステム」を開発した。
日揮の建設部は、2010年、同社の技術力を高めるために、各現場で働いている社員のレベルアップを目的とした「人財育成プロジェクト」をスタート。今回の「e-ラーニングシステム」はその一環で、同社は、これにより、世界中でプラント建設に従事する自社エンジニアをサポートする。
(画像はプレスリリースより)
グローバル化が進むプラント建設においては、若手エンジニアの教育や外国人エンジニアの技術力向上、そして、熟練エンジニアの持つ高度な技術の共有が大きな課題。これらを解決するのが、世界のどこでも使える「e-ラーニングシステム」だ。
多言語対応が可能で、楽しく使えるように作られており、世代と国籍を超えたコミュニケーションツールとしても活用できる。プロジェクトのQCD向上はもとより、多国籍にわたる社員のモチベーション向上にも効果が期待される。
(画像はプレスリリースより)
この「e-ラーニングシステム」は、既存のパッケージ製品ではなく、オープントーンの協力による日揮の独自開発。これまで日揮に蓄積された教育コンテンツをそのまま利用し、既存の人事・教育システムとの連携も図られている。その結果、システムへの移行やコンテンツ作成のコストが最小限となり、短期間での導入・運用に成功した。
国境を越えた人材教育とコミュニケーションツールとしての「e-ラーニングシステム」。社内の技術継承という課題解決にも役立ち、可能性が広がりそうだ。
▼外部リンク
日揮 世界中の現場・拠点を「e-ラーニングシステム」を開発
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/
日揮株式会社
http://www.jgc.co.jp/jp/
株式会社オープントーン
http://www.opentone.co.jp/index.html
イーラーニングでプラント建設のノウハウを次世代へ。
http://www.opentone.co.jp/showcase/nikki/index.html