長期優良住宅化リフォーム推進事業
国土交通省は「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の内容について平成26年1月23日より事前の情報提供を行っていたが、平成26年2月6日の平成25年度補正予算成立を受け、提案募集を開始すると発表した。
「長期優良住宅化リフォーム推進事業」では、インスペクション、性能を向上するためのリフォーム及び適切な、メンテナンスによる住宅ストックの長寿命化となる優良な取り組みに対しては、国が事業の実施に要する費用の一部について支援する。そのことによって、既存住宅ストックの質を向上させ、流通促進に向けた市場環境の形成を図るものだ。
(画像は国土交通省より)
事業要件と補助対象費用
主な事業要件としてはまず、リフォーム工事を行う前にインスペクションを行い、工事が終わった後に維持保全計画等を作成するということだ。そして住宅の性能を向上させるためのリフォーム工事を行い、リフォーム工事を終えた後に、少なくとも劣化対策と耐震性については一定の基準を満たすということだ。
補助対象の費用としては、耐震性、劣化対策、省エネ性等の住宅性能向上のための工事。またこれら以外の住宅性能の向上に資する工事。そしてインスペクションの実施や、維持保全計画を作成する時に必要となる費用だ。
補助率は1/3(リフォーム工事を行う建築主等に対して、国が費用の1/3を支援)で上限は100万円/戸だ。応募期間は平成26年2月7日(金)~平成26年2月28日(金)18時だ。
なお3月中旬を目処に、採択事業を決定する予定だ。
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