ロシアの新工場で生産開始
東芝は、2月7日、ロシアの大手タービン・発電機メーカーであるパワーマシーン社の合弁会社である東芝パワーマシーン変圧器社(以下PMTT社)が、ロシア サンクトペテルブルグ市に建設した電力用変圧器の新工場で、生産を開始したことを発表。
PMTT社は、サンクトペテルブルク市のコルピノ地区に位置しており、ロシアおよび周辺国向けの電力用変圧器の設計、製造、販売を手掛けている会社だ。
新工場の建屋面積は22,000m2で、今回の建設にかかわる投資額は総額約160億円という。
(画像はプレスリリースより)
変電所の需要大により
ロシアおよび周辺国では、現変電所が老朽化していることから、更新需要が拡大している。
今後同地域の電力用変圧器市場が、2015年には約3,000億円にさらに伸長することが見込まれることから、東芝は2012年5月に旧ソビエト連邦諸国で多くの実績を持つパワーマシーン社と合弁会社を設立した。
今後、東芝は合弁会社による電力用変圧器の製造・販売を通して、ロシア地域における電力用変圧器事業を推進するとともに、送変電・配電機器のグローバル供給体制の強化につとめたいとしている。
▼外部リンク
東芝プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2014_02/pr_j0701.htm