土木実地試験の合格率は40%
全国建設研修センターは2月6日、2級土木施工管理技術検定試験の合格者を発表した。
2級土木施工管理技術検定試験は土木、鋼構造物塗装、薬液注入に分かれており、それぞれの実地試験合格率は土木40.0%、鋼構造物塗装32.6%、薬液注入38.2%だった。
合格基準は、学科試験では選択問題・必須問題を合わせた40問のうち24問以上の正解、実地試験では得点が60%以上であることとなっている。
(画像は、全国建設研修センターのホームページより)
有利な転職には、不可欠な資格
建設の基礎となる土木工事現場では、建設工事が安全で潤滑に進むように、現場で働く大勢の人たちを管理する人材が不可欠である。
2級土木施工管理技術者は河川、橋梁、港湾、道路、鉄道、上下水道工事などの際に、主任技術者として“施工計画”の作成や、現場での“工程管理”、“安全管理”などを行う。
今後インフラ整備、公共施設工事が盛んになると予想されるため、監理技術者はますます求められる人材となるだろう。2級土木施工管理技士の資格は、就職や転職に有利な武器となる。
また、2級土木施工管理技士の資格を足がかりに、上級となる1級土木施工管理技士試験にチャレンジする人も多い。
試験問題は、全国建設研修センターのホームページにて公開されている。土木施工管理技士の資格を目指す方は、どのような問題が出されたのかをチェックされてはいかがだろうか。
▼外部リンク
平成25年度2級土木施工管理技術検定合格発表について 一般財団法人 全国建設研修センター
http://www.jctc.jp/kentei/0206d_d6f7xd/index.html