トプコンは、2月3日、1人で簡単に素早く、杭打ち作業を行えるレイアウトナビゲーター「LN-100」を発売したことを発表した。
LN-100は、土木・建築現場にける測量作業の中で大きな比重を占める杭打ち作業に着目して開発された、全く新しいコンセプトの製品で、測量作業の効率を向上させ、土木・建築業界に破壊的イノベーションを起こすものとしている。
また、コントローラはAndroid端末とし、シンプルなメニューで直観的に操作できるソフトウェア「TopLayout」も開発。座標データのやり取りは、メールやクラウドも活用できるという。
(画像はニュースリリースより)
本体の操作ボタンは3つだけで、電源を入れるとすぐに杭打ち作業や座標測定ができ、操作はAndroid端末のソフトウェアで行う。
また、自動で機械の水平出しを行う自動整準機構を搭載しているため、ネジ式の水平出し作業は不要だ。
そのうえ、モータードライブ機構による自動追尾機能を搭載しているため、観測者1人だけで作業を行える。もし追尾が外れてしまっても、すぐに自動で追尾を再開するアルゴリズムなど、作業を効率的に行うことが可能だ。
LN-100には、トプコントータルステーションと同様のクラウドサービスを活用した、ユーザーサポートシステム「TSshield」を搭載。これは製品の稼働時間などの情報をサーバーに蓄積するシステムのため、以前より簡単に管理ができるという。
また、ソフトウェアのアップデートもオンラインで容易に行うことができ、製品を常に最新の状態で使用することができる。
顧客に安心して製品を使用してもらうため、トプコンではTSshieldを通じ様々なサービスを提供したいとしている。
▼外部リンク
トプコンニュースリリース
https://www.topcon.co.jp/news/6179/