停電時も安心
東京ガスとパナソニックは、2月3日、停電時でも家庭用燃料電池「エネファーム」(以下、「エネファーム」)の発電を継続し、停電時専用コンセントを通じて電力を貯湯ユニットおよびバックアップ熱源機に供給できる「停電時発電機能」を共同開発したことを発表した。
これにより停電時、700W以下の電力を最長約4日間、電気スタンド、テレビ、携帯電話の充電、給湯・床暖房などに、利用することが可能となる。
なお、停電時の「エネファーム」発電継続は、停電発生時点で「エネファーム」が発電している場合に限り有効であるとしている。
(画像はプレスリリースより)
発電継続用切替ユニットが条件
「停電時発電機能」を利用するためには、「エネファーム」とは別に発電継続用切替ユニットが必要であるという。これは「エネファーム」発電電力の供給先を、通常時の分電盤から停電時専用コンセントへ自動でシフトさせるものだ。
東京ガスはこの発電継続用切替ユニットを「エネファーム」のオプション品として、4月21日から希望小売価格140,400円(8%消費税込み、設置工事費別、停電時専用コンセント別途手配)で販売する予定だが、これは4月1日に発売する4機種の「エネファーム」に接続が可能となっている。
東京ガスは、今後も首都圏のエネルギー事業者として、分散型エネルギーシステムの普及拡大を通じたエネルギーのさらなる安定供給に貢献していきたい構えだ。
▼外部リンク
東京ガスプレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20140203-01.html
パナソニックプレスリリース
http://panasonic.co.jp/