日本国土開発と、日立システムズは、1月28日、日本国土開発が昨年4月に着工した千葉県富里市の太陽光発電所「アンビックスソーラー富里」が1月24日に竣工し、25日から運転開始したことを発表した。
敷地面積約15,120坪、発電出力1,996kW(パネル設置枚数10,920枚)、想定発電量約2,666MWh/年(一般家庭約555世帯分)、事業期間は約20年間という。
なお、同発電所は日本国土開発にとって初の稼働事例であり、発電した電力は、東京電力へ売電する。
(画像はプレスリリースより)
日本国土開発では、自然の力による再生可能エネルギーが、地球温暖化対策、産業育成などへつながることに注目。以前より縁のあった富里の地から電力供給を行いたいと考え、太陽光発電事業への参入を決めた。
なお、2013年2月18日に経済産業省から再生可能エネルギー発電設備の設置に関する認可を受け、2013年4月、太陽光発電所の建設に着手し始めた。
日本国土開発は、「アンビックスソーラー富里」における発電施設建設者として、日立システムズを指名。
日立システムズは、インターネットを用いて発電状況を監視する太陽光発電管理システムや、カスタマーエンジニアを活用したパネルの点検サービスなどを提供している。
また、電気工事業としての免許も有しており、日立製作所が有する太陽光発電システムパッケージ「日立メガキット」を活用して発電施設建設者になることも可能、太陽光発電所の建設から運用、保守までサポートできる体制が整っている。
日本国土開発では、「アンビックスソーラー富里」の太陽光発電事業を通じて、保有不動産の有効活用、再生可能エネルギーの普及および自給エネルギーの確保における幅広いニーズに応えたいとしている。
一方、日立システムズは、日本国土開発の「アンビックスソーラー富里」の管理運営サポートを通じて社会インフラを支え、本件を通じて得たノウハウを活用し、事業展開を加速したいとしている。
▼外部リンク
日本国土開発プレスリリース
http://www.n-kokudo.co.jp/
日立システムズニュースリリース
http://www.hitachi-systems.com/news/2014/20140128.html