シャープは、1月27日、タイでSSP社(Serm Sang Palang Ngan Co.,Ltd)より約52MW-dcの大規模太陽光発電所の建設を受注したことを発表した。
なお、設計、機器調達、建設から保守・メンテナンス、運転管理まですべて一貫して行う事業、EPC(Engineering Procurement and Construction)であるという。
(画像はニュースリリースより)
本発電所では約1.3キロ平方メートルの広大な敷地に、高温時の温度特性に優れる薄膜太陽電池モジュール約40万枚と周辺システムを設置。
シャープの子会社で、2011年3月21日に設立されたSSMA社(Sharp Solar Maintenance Asia Co.,Ltd.)が保守・メンテナンスおよび運転管理を担当、特別な教育や訓練を受けた専任者が発電事業の運営をサポートしていく。
シャープはタイ最大手の建設会社であるITD社(ITALIAN-THAI DEVELOPMENT PUBLIC COMPANY LIMITED)、関係会社のITE社(ITALTHAI ENGINEERING CO.,LTD.)と共に、太陽光発電所の設計、機器調達、建設について一括請負工事契約を締結。
一方、SSP社は発電事業の企画、投資、運営を行っており、本発電所の事業運営を実施。
従って、タイにおける太陽光発電所の累計受注量は150MWを超える規模となる。シャープは今月中に着工、本年末までに運転を開始する予定だ。
なお、シャープは今後も太陽光発電所の設計、機器調達、建設から保守・メンテナンス、運転管理まで一貫して行うビジネスモデルを展開していきたいとしている。
▼外部リンク
シャープニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/140127-a.html