釜石覆工板加工センターを新設
新日鐵住金株式会社(以下、新日鐵住金)と産業振興株式会社(以下、産業振興)は新日鐵住金釜石製鐵所構内で覆工板「メトロデッキ(R)」の製造を開始すると発表した。新日鐵住金は覆工板「メトロデッキ(R)」の製造を産業振興へ製造を委託している。
(画像はプレスリリースより)
設備投資・要員の技能習熟にめどがついたことにより、釜石覆工板加工センターの竣工式が2014年1月24日に執り行われ、同センターで覆工板の製造が開始される。釜石覆工板加工センターでは、約1400平方メートルの敷地で約20名の要員が製造にあたることとなる。
覆工板の需要急増を受けて
釜石覆工板加工センターは新日鐵住金釜石製鐵所の土地・建屋などの既存インフラと、産業振興釜石事業所の管理機能・要員を活用し、早期の立ち上げを実現した。
産業振興では、東北での復興需要の本格化、東京外かく環状道路、首都圏での大型再開発案件などで覆工板の需要急増を受けて、千葉県市川市の「加工製品センター」で増産を図ってきたが、東北地区での生産によって、復興需要に的確に対応可能となる。新日鐵住金は、「釜石地区での効用確保の面でも貢献できると考えられる。」と発表してる。
▼外部リンク
新日鐵住金のプレスリリース
http://www.nssmc.com/news/20140127_100.html