「冷暖フリー(Hyper Multi)LXR4シリーズ」に新仕様
三菱重工業が、ビル用マルチエアコン「冷暖フリー(Hyper Multi)LXR4シリーズ」に、現在設置してある冷媒配管が流用可能な更新専用モデル「R−LXR4シリーズ」を新たに開発し3月より受注を開始する。
「R−LXR4シリーズ」では、既設冷媒配管が流用可能なことに加え高効率化も実現した。そのため高い省工事性と省エネ性を有したユニットとして、幅広い更新ニーズに応えることができる。
(画像はプレスリリースより)
保守サービス性を向上
高効率化のため、集中巻きモーターを採用した圧縮機を搭載した。モーター巻線部での損失低減によって、特に中間性能領域で大きな省エネ効果を獲得している。また圧縮機のスクロール構造に、マルチポート機構を採用することで圧縮工程においての圧縮機内圧力バランスを最適化し、高効率化を実現した。
施工性においては、更新時においてシステム規模を拡大したいというニーズに応えられるよう、室外ユニットから最遠室内ユニットまでの冷媒配管長制限を実長160mとし、配管総長510mを実現した。
室内、室外ユニット間高低差制限は50m、室内ユニット間高低差制限も18mとし、高層化している都心部のビルでの更新にも対応できる仕様だ。電装品箱は観音扉構造を採用しているため、基板へのアクセスを容易にし、設置後の保守サービス性も向上した。
▼外部リンク
冷暖フリーLXR4シリーズ 製品ページ
http://www.mhi.co.jp/products/detail/
三菱重工業 プレスリリース
http://www.mhi.co.jp/news/story/1401205474.html