ライカジオシステムズ株式会社は、世界初のカメラ搭載タッチパネル式レーザー距離計、「Leica DISTO(TM) D810 touch」を新たにラインナップに追加した。レーザー距離計唯一の国際規格、ISO 16331-1に適合した製品だ。
(画像はプレスリリースより)
本製品は、画面をタッチして測定、操作が可能であり、スマートフォンと同じように操作が可能だ。また、新たに内蔵カメラで撮影した写真を使用して、離れた場所で横幅、高さ、面積、直径を測定する機能が追加されている。撮影した写真や、測定画面のスクリーンショットはUSB経由でPCへ転送可能となっている。測定現場の写真と測定結果は1枚の画像にすることが可能で、データ管理業務の効率化ができる。さらに、スマートフォン、タブレット向けの無償アプリ「Leica DISTO(TM)sketch」を使用することで、測定結果をBluetooth(R)smartでアプリに自動転送をおこなう。アプリでは測定メモの作成が可能であり、作成したメモはメールで送信することができる。紙への転記ミスや、測定のし忘れ防止に期待ができる。
ISO 16331-1はレーザー距離計の制度や測定範囲にかかわる情報をどのように示すべきか、測定手順はどうすべきかが詳細に定義されている。レーザー距離計は、日本工業規格(JIS)のような規格が存在しないため、国際規格ISO 16331-1が唯一の規格である。本規格により、独立機関による同一基準のもとでレーザー距離計の仕様検査ができ、製品の比較が可能となる。
▼外部リンク
ライカジオシステムズ株式会社のニュースリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000006745.html